赤ちゃんはいつから言葉を理解するのでしょうか?
なんだかわかっているような、わかっていないような…。あいまいな時期ってありますよね。他の子より遅いんじゃないの!? と不安にもなります。
今回は、赤ちゃんが言葉を理解する時期と、言葉を教えるコツを紹介します。
目次
言葉の理解は親の口ぐせから!幸せ言葉計画
一般に生後8カ月ごろから大人の話のニュアンスは理解するようになってくるそうです。
うちの子は9カ月ごろから「パチ、パチ」と言うと手を叩くようになりました。その他「いただきます、しましょう」と言うと手を合わせるようになったのもこのころからです。「分かってきているんだなぁ」と思うとホッとします。
と、同時に恐ろしくもなります。普段の大人の会話が子供の言葉に影響するからです。
あるご家族が、飲食店でごはんを食べている時、お子さんが一口食べては必ず「おいしいねぇ。幸せだねぇ」と言うのを見て、恐らくご両親の口ぐせなのだろうと微笑ましく思ったことがあります。
こんな素敵なことってあるでしょうか? 子供が理解し発言するほど、このご両親は普段から「幸せだねぇ」と言っているんですよ!? 羨ましい事この上ないですよね!!
僕もこのご家族を見習って、なんでもポジティブに発言する、幸せ言葉計画を発動しようと思いました。
ポジティブ変換で会話をしよう!
僕自身はものすごく楽天家な人間です。子供に対しても、「ダメ!」より、「ありがとう」の回数を多くするように心がけています。
小さい子を連れていると他人に手助けをしてもらうことが増えます。エレベーターで、階段で、重たい扉を開ける時、席を譲ってもらう時。赤ちゃんを産んだことによって、世界の優しさを知るのです。
よく、他人に何かしてもらった時についつい「すみません」と言ってしまいがちですが、「ありがとうございます」と言った方が相手もきっと気持ち良いですよね。
子供にも「ありがとう」という言葉を早く覚えてもらって、周りに感謝しながら育ってほしいものです。
そこで! 幸せ言葉「ありがとう」を子供に覚えてもらうための、僕なりのポジティブ変換を紹介します。
すぐ扉を閉める
食器棚の扉を開けながら食器を片付けていると、子供が扉を閉めにきます。なんでも元の状態に戻したがるのです。いちいち開けないといけないので面倒なのですが…
ダメ!」→「閉めてくれたの。ありがとう」「
掃除用具をいじりたがる
粘着テープのコロコロで掃除をしていると、僕から奪って自分もコロコロしようとします。テープを剥がしてグチャグチャにしたりするので嫌なのですが…
「ダメ!」→「お掃除手伝ってくれるの? ありがとう」
シャンプーやリンスを並べる
所定の位置から出して自分の周りに並べていき、使っている真似をして遊びます。
「ダメ!」→「使いやすいわ~。出してくれてありがとう」
赤ちゃんは両親と会話をすることで、「自分の意思が伝わった」と感じ、自己肯定感を高めていくものらしいです。
まだ会話らしい会話はできませんが、顔の表情で十分「YES」「NO」を読み取ることができるので、「ダメ!」と顔をしかめるより、笑顔で肯定をしてあげて言葉への意欲と理解を促してあげてくださいね!
「赤ちゃん言葉はダメ」は本当?意外な研究結果!
「赤ちゃん言葉で話しかけるのはよくない」という説もありますが、実は正しい言葉で話しかけるよりも赤ちゃん言葉で話しかける方が言葉の理解が3倍も早いという研究結果があります。
赤ちゃんはまず「ワンワン」などの連続音、「パパパ」などの破裂音、「アー、ウー」などの母音から話し始めることが多く、逆を返せばこういった言葉の方が聞き取りやすく理解が早いということですよね?
僕も「赤ちゃん言葉は良くない」説を信じていた方の人間ですが、今日からは大手を振って赤ちゃん言葉を話そうと思います。
「まんま(ごはん)食べまちょうね~」
「くっく(靴)履いて、おんも(外)で遊びまちょう~!」
「にゃんにゃん(猫)が居るよ~、おねんね(寝る)ちてるね~」
いくらでも使っていいのです。解禁です。まぁ、正直我慢できずにすでに使っていましたが…。
さいごに
わりと必死に幸せ言葉を教えていたつもりですが、うちの子が最近よく言うのは食事をした時の「うんまっ!」です。心がけて「美味しい」と言うようにしていたはずなのに、なんたることでしょう。
どうやら我が子は「美味しい」の最上級を「うんまっ!」だと理解したようです。口ぐせとは、げに恐ろしきものです…。
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