春は桜、夏はひまわり、そして秋になると紅葉。それぞれの季節に合わせて、お花見や紅葉狩りに出かける方も多いのではないでしょうか?
あれ?でも、ちょっと待ってください!春と夏の間の時期に見ることが出来る、綺麗な花を忘れていませんか?
そう、梅雨の時期に見ごろを迎える「あじさい」です!
今回は神奈川県開成町で開催される「開成町あじさいまつり」について、見どころやアクセス方法、そして周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します。
目次
開成町あじさいまつり2018の基本情報
・開催日:2018年6月9日(土)~17日(日)
・住所:開成あじさいの里(神奈川県足柄上郡開成町吉田島)
・アクセス:
<車の場合>
東名高速道路 大井松田ICから約30分
<公共交通機関の場合>
①JR御殿場線/小田急小田原線・松田駅から徒歩約25分
②JR御殿場線/小田急小田原線・松田駅から箱根登山バス乗車→吉田神社入口から徒歩約1分
③小田急小田原線・開成駅から会場までシャトルバス乗車
※シャトルバスはあじさい祭り期間中のみ運行
・駐車場:あり ※臨時駐車場含め計300台
・料金:無料
・問い合わせ先:開成あじさい祭実行委員会事務局(0465-84-0317)
開成町あじさい祭り2018の見どころ
あじさいまつりが開催される神奈川県開成町(かいせいまち)は、東日本の「町」のなかで最も面積が小さい町。お正月の風物詩、箱根駅伝のコースにもなっている小田原市に隣接しています。
そんな小さな町で開催される「あじさいまつり」は、昭和63年に始まりました。すでに約30年も続いているので、人気のお祭りという事がわかりますね!
梅雨の嫌な気分をパッと明るくしてくれる色鮮やかなあじさい、まずはこのあじさいについての疑問を解決していきましょう。
その①あじさいとカタツムリ
あじさいと言えば一緒にカタツムリを思い出しますよね。でも、どうしてそのようなイメージがあるのでしょうか?
カタツムリがあじさいの葉を食べている、という説もあるようですが、人間が作り出した梅雨のイメージ=アジサイ&カタツムリが元になって定着していったという説が有力。
ちなみにあじさいの葉には毒があると言われているので、決して口にしないようにしてくださいね。
その②あじさい=紫陽花
あじさいを感じで書くと「紫陽花」、紫(むらさき)+陽(よう)+花(はな)と書きます。まるであて字!?と思ってしまう程、そのまま読むことが難しいですよね。
これは、平安時代に歌人の源順(みなもとのしたごう)が詩で詠んだことが始まりとされています。
当時、源順は中国の歌人が詠んだ詩のなかにあった「紫陽花」を見て、「これはあのあじさいのイメージにピッタリだ!」ということで詩を詠みました。でも実は元々の中国の詩にあった「紫陽花」は、違う花を指していたもの。
つまり、昔の日本人の勘違いから生まれた漢字ということになります。そんな昔の勘違いから生まれた「紫陽花」を今でも使っているのは、なんだか不思議な気分ですね。
何気なく見ているあじさいも調べてみると意外と知らないことが多くて、面白いですよね。では、今回のメイン「開成町あじさいまつり」の見どころを見ていきましょう。
約5000株のあじさい
こちらの映像、通り沿いに咲く色とりどりのあじさいがとっても綺麗!
開成町あじさいまつりでは、地元の方が手間暇かけて育てた約5000株のあじさいを楽しむことができます。のどかな田園風景と見事に咲くあじさいのコラボレーションは、このまつりの最大の見どころと言えますね!
イベントが盛りだくさん
今日参加したキャライベは、開成町の #あじさいまつり 内の #あじフェス ( #あじさいちゃん フェス)🍀キレイなあじさいにかわいいキャラ、今回もすごく癒されました✨ pic.twitter.com/1h90caSfW2
— こーなつママ🍒 (@konatsumama611) 2017年6月10日
まつり期間中は、大道芸や屋台の出店など様々なイベントが開催されます。こちらの写真のように、ゆるキャラが登場するグリーティングイベントもありますよ!
一緒に写真を撮ることが出来れば、素敵な思い出になること間違いなし!ですね。
瀬戸屋敷
6/4@開成町あじさいまつり
瀬戸屋敷
江戸時代の名主の家だった所です。
水車も有ります。
お茶を頂いて一休み
水まんじゅうが付いて二百円、美味しく頂戴しました。
掛け軸は蛙の座禅…。#開成町 #あじさいまつり #古民家 pic.twitter.com/4IHdhKh1IV— もと(^^; (@mot777) 2016年6月5日
まつりのメイン会場近くにある古民家「瀬戸屋敷」は、江戸時代に作られた歴史ある建築物。
普段から様々な催しを行っていますが、あじさいまつり当日も地元の学生による演奏会が開催されるなど、見どころのひとつとして人気のスポットです。メイン会場から徒歩約10分の距離にあるので、是非行ってみてくださいね。
・住所:神奈川県足柄上郡開成町金井井島1336
・開園時間:10時~17時
・休園日:月曜日(月曜が祭日の場合は翌日)、年末年始
開成町あじさい祭り2018の混雑予想
9日間に渡って開催される「開成町あじさいまつり」には、県外からも多くの人が訪れます。特に花好きな方にとっては、毎年待ち遠しいお祭りになっているのではないでしょうか?
今回は、今年初めて行くあなたにむけての基本のアクセス情報をご紹介します。ぜひ、お出かけの参考にしてくださいね。
車の場合
車で行く場合はカーナビの目的地を「開成あじさいの里」にセットすれば大丈夫!メイン会場になっている場所なので、迷うことなく到着出来ますよ。
また会場周辺には数か所に分けて計約300台臨時駐車場が用意されます。P1からP12まで広範囲に分かれていて、1台500円の駐車料金が必要になるので小銭を準備しておきましょう。
会場の詳しい地図が公式ホームページに掲載されているので、事前に確認しておくと便利ですよ。
公共交通機関の場合
開成町あじさいまつりには、電車やバスを利用して行くことも出来ます。
最寄りの「松田駅」から歩いて行くことも出来ますが、25分程歩くことになるので、天気が悪い日や小さなお子様連れ場合はバスの利用がおすすめですよ。
松田駅からは箱根登山バスを利用して、小田急小田原線・開成駅からはまつり期間中のみ運行しているシャトルバスを利用することが出来ます。
・シャトルバス料金:
片道→大人150円・小人80円(6歳未満は無料)
全線乗り放題1日フリー→大人500円・小人250円
※昨年情報より引用
会場周辺は混雑が予想されるので、バスが遅れる可能性もあります。まつりを十分に楽しむためにも、時間に余裕を持っていきましょう。
周辺おすすめ観光スポット
あじさいまつりだけで帰ってしまうのは、もったいない!見どころたっぷりの観光スポットへ、寄り道してみませんか?
アサヒビール神奈川工場
・住所:神奈川県南足柄市怒田1223
・見学可能時間:9時半~15時
・参加費:無料
[過去記事紹介] 「アサヒビール神奈川工場に行ってきた!工場見学は子どもから大人まで楽しめる内容でした!」… https://t.co/QHVYRBRbA2 pic.twitter.com/9hufsNQPrt
— Atsushi Koba (@atsushe) 2018年2月23日
こちらではビールが出来る工程の見学、ビールの試飲をすることが出来ます。
あじさいまつり期間中の3日・4日・10日・11日はシャトルバスが運行されるので、アクセスがとっても便利!シャトルバスを利用する場合は事前の見学予約が不要なので、是非訪れてみてはいかがでしょうか?
こども遊園地
・住所:神奈川県小田原市城内6番1号
・営業時間:9時~16時半
【オススメ記事】 小田原城こども遊園地はのりもの大好きちびっ子に最適!コスパ抜群 https://t.co/v4rNHTh8s1 #シルク家 pic.twitter.com/ffqaZgGGBG
— シルク家@子連れお出かけ (@shilk_odekake) 2018年1月26日
開成町のおとなり、小田原市にある小田原城の敷地内には「こども遊園地」というお子様向けの遊び場があります。懐かしい雰囲気が残る施設で、格安に遊ぶことが出来るのでおすすめですよ。
さいごに
開成町あじさいまつり、たくさんの見どころがありましたね。本格的に暑くなる前の6月、ご家族でのお出かけにぜひ行ってみてくださいね。
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